かつては旧国鉄士幌線の鉄道橋として架けられた橋であるタウシュベツ川橋梁(タウシュベツがわきょうりょう)。
夏から秋には湖に水没してしまうこともある様子から「幻の橋」 と呼ばれ人気となっています。
そのタウシュベツ川橋梁への行き方をご紹介します。
(2019年7月現在の情報です。)
目次
タウシュベツ川橋梁を見に行く方法
まず、タウシュベツ川橋梁を見る方法は3つあります。
1.タウシュベツ川橋梁展望台から眺める
駐車場に車を止めて少し歩くと展望台に到着します。
思ったより遠いんですよね…。望遠カメラがなければきれいに写真に残すのは厳しいです。
一番お手軽なんですけど、ガイドブックで見た景色はこれではない!
これでは満足できない!という方は次の2つを選びましょう。
2.ひがし大雪ガイドセンターの有料ツアーに参加する
タウシュベツ川橋梁までの林道は交通事故多発防止などの理由から、許可車両以外通行禁止となっています。
ツアーに参加すれば間近まで行けます。
ヒグマ出没地域ということもあり安全面を取るならツアーです。
ツアー代金は大人1人3500円。
空き状況はこちらでチェックできます。
ひがし大雪自然ガイドツアー
http://www.guidecentre.jp/index.html
3.車両通行許可証をもらって自家用車で行く
これが今回私たちが実際に行ってきた方法です。
十勝西部森林管理署東大雪支署からタウシュベツまでの林道へ入る許可証をもらい、自家用車で行く方法です。
この方法は無料でタウシュベツ川橋梁を間近で見られます。
それではその方法を解説していきますね!
個人でタウシュベツ川橋梁への行き方
許可証と鍵をもらいに行く
まず、上士幌町にある十勝西部森林管理署東大雪支署へ行きます。
受付時間は平日の8時30分〜17時の勤務時間内となります。
こちらで貸出用の鍵があれば許可証と鍵をもらうことができます。
はじめに電話で問い合わせたところ、現在鍵は全部で19本。
私たちの行った日は残り10本あるとのことでした。電話での予約は出来ませんでした。
郵送での手続きもしていないとのことです。
鍵を返却する際には、受付時間に返せなくてもポストにいれておけばOKでした。
十勝西部森林管理署へ到着したら注意事項の説明を聞きます。
その後、氏名・入山目的・連絡先・車両ナンバー等を記載しました。
タウシュベツまでの道のり
十勝西部森林管理署で行き方を書いた紙を見せてもらえるんですが、その紙をもらえるわけではないのでこちらでもご紹介しますね。
先ほどご紹介した、遠目から見るタウシュベツ川橋梁展望台をすぎて「丸山橋」まで目指します。丸山橋はGoogleマップで検索したら出てきたので迷わず行けると思います^ ^
丸山橋を渡ってすぐに右折します。
ここから砂利道になります。
わたしたちの車は普通の軽自動車ですが問題なく行けました!
林道(国有林)に入るゲートがすぐあります。
施錠されているのでカギをあけて車で通り、必ずまたカギをかけましょう。
ヒグマの生息地のため注意して走行してくださいね!!
林道を進むこと4km。わかりにくいですが駐車スペースがあるのでそちらに駐車します。
ここから徒歩数分でタウシュベツ川橋梁に到着します。
足元がかなり悪かったので気をつけて歩いてくださいね!
タウシュベツ川橋梁の夏の景色
7月のタウシュベツ川橋梁の景色をご紹介
わたしたちが行った7月は橋の全貌が見られる貴重な時期でした!
下まで降りて見学出来ました^ ^
崩落の危険性もあるらしく、繋がっている橋を見られるのもあと少しかもしれないそう。
タウシュベツ川橋梁とってもよかったです!!!
個人的には展望台から見るだけでなく、ツアーや個人で橋の近くまで行くことをオススメします!
林道は観光用の道路ではありません。全て砂利道になっています。
事故は全て自己責任となります。
ヒグマ生息地のため遭遇しないよう音や声を出して歩くようにしましょう。
実際にわたしたちは走行中にヒグマを見かけました。
車の中から少し離れた場所で見かけたので大丈夫でしたが、最後の徒歩の道は十分ご注意ください。
鍵のかけ忘れや付けっ放しにしてしまう方がときどきいらっしゃるそうです。
必ず忘れずに施錠・返却をしましょう。
また、森の中なので電波はありませんでした。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
手続きなど少し面倒かもしれませんが、ツアーが予約できなかった方や旅行費を節約したい方にこんな方法でも行けるんだ!ということを知っていただければうれしいです。
少しミッションをこなしているようで楽しいですよ^ ^
行かれる際には十二分注意してくださいね。
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