夏の北海道をふたりで軽自動車に乗って旅してまわりました。
晴れた日はキャンプをし、天気が悪い時は車中泊!
そんな34日間の行程を写真盛りだくさんでまとめてみました!
目次
旅のルート
小樽→富良野→帯広→弟子屈→知床→網走→稚内→旭川→小樽→洞爺湖→せたな→函館
フェリーで小樽に到着してから東へ移動!
富良野、美瑛を経由し帯広へ!
その後は弟子屈を通り知床半島を目指して更に東へ。
ここらへんで旅も折り返し地点!
知床からは網走を経由して最北端の地である稚内を目指して北上。
稚内からは南へ!
旭川を経由してまた小樽を通過。
洞爺湖とせたな町を経てゴール地点である函館へ!
これが僕たちの34日間のざっくりとしたルートになります。
それでは各地でどんなところに訪れたのかご覧ください♪
▼北海道へはフェリーで上陸!フェリーを利用したレビュー記事になります
▼この旅で持ってきてよかったものを大発表!
1日目 小樽・余市
新潟からフェリーに揺られること約16時間30分。
小樽港には早朝に到着!
だんだんと明るくなってきて今から北海道旅が始まるんだな〜っとワクワク!
小樽に上陸して小樽在住の友達と合流!
いっしょに海鮮丼を食べたり余市のニッカウィスキー工場へ行ったり、
その後は小樽運河沿いをいっしょに散策したりと1日いっぱいお付き合いしてもらいました〜!
日が沈むと気温も下がり、夜が思ったよりも寒いことにびっくり!
この日は友達の家にてお泊まりさせてもらいました♪
家の温もりが染みました〜!
2〜3日目 富良野
小樽から富良野へ!
2日目にまず向かったのがファーム冨田。
目の前に広がる圧巻のラベンダーや花畑。
ラベンダーが満開の時期に来れて良かった^ ^
その後に向かったのが「フラワーランドかみふらの」と「日の出公園」
どちらも素晴らしくきれいで富良野では花畑を大満喫出来ました!!!
規模がでっかくて、さすが北海道!!!を感じました。
▼富良野の花畑をまとめた記事はこちらから
▼北海道初キャンプの場所がこちら!
▼こちらのキャンプ場では2泊して富良野と美瑛観光の拠点にしました!
4日目 美瑛
6年ぶりにやってきた美瑛!
今回も天気が良くってドライブ日和。
やっぱり夏の美瑛は可愛くって写真撮って遊ぶのが楽しかった〜!
青い池にも足を運びました。
前回訪れた時に比べて外国の観光客があきらかに多い!
池の周りを歩くのが大変なくらいでした。
数年でかなり観光地化していることにびっくり!
▼美瑛の道の駅でHOという温泉クーポンのついた雑誌の存在を知り、そこから旅には欠かせない存在になりました。
5〜8日目 帯広
ついに十勝エリアにやって来ました〜!
しばらく雨マークという事で帯広を拠点にグルメを満喫する作戦に急遽変更!
楽しみにしていたのが中札内にある六花亭のカフェ「六Cafe」
ここではあのバターサンドの焼き立てが食べれるんです♪
これは今まで食べてきたのと全然別物!
ぜひ食べて頂きたい!
ばんえい競馬へGO!
ばんえい競馬は馬がソリを引いて力と速さを競います。
現在、日本では帯広でのみ開催されています。
競馬の馬と比べると馬が大きい!
100円のお小遣いで楽しみました!
そして競馬以外はグルメ巡りがメインの帯広。
帯広はグルメがいっぱいです!
▼北海道グルメのまとめはこちらから
悪天候だったのでしばらくキャンプはお預け。
帯広では初めての車中泊。
軽自動車だったから心配だったけど、案外快適!
ただ4日目にはさすがにテントで寝たいと心から思いました笑。
9日目 音更町・上士幌町・トムラウシ
ようやく天気が回復!
音更町にある十勝牧場の白樺並木!
ズラーッと並ぶ白樺並木が圧巻!
ナイタイ高原牧場!
標高が上がるにつれて雲が多くなってきたけどいいドライブでした。
そして、この日のキャンプ地に決めたのは福井県出身の宮下奈緒さんが書いた「神さまたちの遊ぶ庭」という本の舞台になっていたトムラウシ!
福井県から北海道のトムラウシへ実際に山村留学を利用して家族5人で過ごした1年間の記録が描かれています。
この本を読んでから行ってみたい!とずっと思っていた場所なんです。
トムラウシへ続く山道。
未舗装な山道が続きガタガタです。
なんとなく予想はしてたけど、
辿りついた野営場はポツンと我らだけ。
いかにもクマが出そうでドキドキでした笑。
妻はクマが出る夢を見てしまい安眠出来なかった様子。
▼トムラウシでキャンプするならココ!キャンプ場近くの温泉がめちゃくちゃおすすめ!
10日目 上士幌町
翌朝はトムラウシを散策。
本を読んでいたからあの世界にいると思うとなんだか不思議な気分。
そして、
トムラウシから下山したのがお昼過ぎごろ。
まだ時間もあるし、天気もいいし何しよ〜。とガイドブックを眺めてココだ!と
向かった場所がタウシュベツ橋梁。
ここ、実はかなりデンジャラスな場所にあるんです。
クマ出没中の看板が恐怖をそそる〜。
いかにもクマが出そうな道だな〜って車を走らせていたら。
ヤブの方からガサガサって音が‥。
音のする方をパッと見ると黒い獣が一瞬見えたような。。
あとでカメラのデータを見たら完全に写ってた。
分かりますか笑?
駐車場からは徒歩で向かわなければ行けません。
先ほどの一件もあるから、めちゃくちゃ恐怖。
クマ鈴を鳴らし、手をたたき!歌を歌いとやれる事はやって勇気を出して足を進めました。
そして歩くこと数分。
(数分の距離なのに、やたら長く感じた)
この景色を見たときは恐怖を忘れるくらいほんとに感動!
絶景って写真でみるのと現物で見るので写真のがいいって結構あったりするけど、これは現物の方が全然すごい!!
この橋は季節によって、水に沈み姿が見え隠れします。
そして、年々風化が進んでいて橋自体もいつか壊れて見れなくなってしまいます。
この橋が見れる時間は限られているんです。
クマの生息地にあるので恐怖もありますが、タウシュベツ川橋梁はとてもオススメの場所です!
▼タウシュベツ川橋梁へ個人で行くには指定の通行許可証と鍵が必要です!
詳しい行き方はこちらからどうぞ!
11日目 音更町
北海道ブランドのよつ葉乳業さんの工場見学へ!
工場見学って響きにワクワク!
農家さんから家庭へ牛乳が届くまでを楽しく学ぶことが出来ました。
そしてこの前行った帯広のインデアンカレーをリピート!
ルーをテイクアウトしてキャンプ飯!
キャンプ場の自然の中で飲む牛乳も良い!
▼十勝エリアでの最後のキャンプ場!
12日目 津別町・阿寒湖・弟子屈
長かった十勝エリアとお別れ!
途中寄り道した「道の駅あいおい」で
名物のクマヤキ〜!
そのあと阿寒湖温泉でお風呂に入りひと休み♨︎
そして、この日の目的地である妻の親戚が暮らす弟子屈へと向かいました!
おじちゃんとおばちゃんの家でのんびりまったり。
久しぶりに食べる家庭の味に悶絶!
久しぶりに入る布団に失神寸前‥笑。
家って天国だ〜!
バッチリ充電完了できました!
13〜14日目 弟子屈
昼間はのんびり過ごして900草原へ!
しかし雲が多い。
この日は翌日の早朝に雲海を見るために津別峠で車中泊!
4時に起きたけど見事に雲海を拝む事は出来ませんでした。
作戦失敗(泣)!
砂湯は砂を掘ったらお湯が出てくるんですけど、そのお湯がやたらと熱かった!
硫黄の匂いがプンプンの硫黄山。
硫黄山はごうごうと音を出しながら吹き上がる噴気で迫力満点!
摩周ブルーと呼ばれる摩周湖も濃霧で残念な感じでした(泣)
これが霧の摩周湖か。。
弟子屈観光はこんな感じで天気に恵まれずでした。
摩周湖の絶景見たかったな〜!
▼弟子屈で宿泊したキャンプ場。私たちが利用した後にリニューアルオープンしたそうです!
15〜16日目 知床
まず初めに向かった裏摩周展望台はこんな感じで天気が引き続き悪い。。
どうなることやらと思っていたけど、
途中から天気が回復!
次に向かった神の子池はなんでこんな透き通ってるんだろうってくらい綺麗!
天気もいいと運転も気持ちいい!
世界遺産の知床半島目指してゴー!
やって来ました知床半島!
小樽から東へ東へと車を走らせ。
ついにここまで来たか〜って少し感慨深い。
まずは羅臼の道の駅でお昼ご飯!
ちょっとリッチにいただきま〜す!
ビジターセンターや秘湯を寄り道しながら羅臼から知床峠を越えて知床ウトロへ。
峠を登るに連れて雲が厚くなって頂上付近では曇天。
でも峠を降りて行くに連れて青空が広がっていきました。
天気がいいので早速、知床の自然を味わいに出発!
知床には知床八景と呼ばれる絶景があるのです!
フレペの滝までのトレッキング。
知床はクマも普通に出る場所だから常に緊張感が走ります。
クマ鈴を鳴らしながらチリンチリン歩きました。
ガタガタ道を超えた先にあるカムイワッカ湯の滝は温泉が流れる珍しい滝!
滝に入るとあったか〜い!こりゃ不思議な滝だ。
知床の野営場内にある「夕陽台」で見た夕陽。
知床は夕日陽がとってもきれい!
こんなきれいな夕陽を見たのはなんだか久しぶり!
高さ60メートルの巨岩!オロンコ岩。
階段で上まで登る事ができます!
知床と言えばの「知床五湖」はヒグマの活動時期によって有料区間の料金が250円〜5000円へと変わります!
知床滞在中は天気がよく大自然を堪能出来ました!
キャンプ場でも明るいうちからのんびり〜!
世界自然遺産の知床を満喫!
▼野生のお客様もいらっしゃる知床のキャンプ場はこちら!
17〜19日目 知床・網走
知床ウトロにあるボンズホームさん。
日本一にも輝いた、甘さが特徴の知床栗じゃがいもを使用しているお店。
料理もデザートもほんと絶品!
18キロも直線が続く「天に続く道」
来運神社というありがたいお名前の神社は名水スポットとしても有名!
旅中の水分補給完了!
ここ空気が気持ちかった〜!
網走市!
まず向かったのは網走市の北部に位置しオホーツク海に突き出た能取岬!
その後、網走湖の湖畔にあるキャンプ場へ!
ここを拠点に網走観光をしました!
▼網走では、こちらのキャンプ場で3泊を過ごしました
18〜19日目 網走・女満別
網走監獄は、実際に刑務所として使っていた建物を博物館にしたもの。
丸一日いれるくらい見所が多いです!
見所が多すぎて我々は途中で集中力が切れてしまいました笑。
網走にあるひまわり畑は時すでに遅しでみんな下を向いてた笑。
網走のすぐ近くにあるメルヘンの丘!
この旅に持って来た北海道ドライブ本の表紙を飾っていた場所だからテンション上がったな〜!
これぞ北海道!といった景色と写真を撮る事ができてお気に入りの場所♪
網走では毎日同じスーパーに行ったり図書館で過ごしたりと、かなりのんびりと過ごさせてもらいました。
20日目 北見
目指すは日本の最北端!北へ北へと車を走らせます。
ウユニ塩湖かな?ってくらい絶景のサロマ湖。
そんな湖のほとりにあるキャンプ場。
日中も夕方も絶景!
最高だ〜って思っていたら夕方から蚊が大量に現れて襲来された笑。
▼蚊が多かったけど絶景はすごいです!
21日目 紋別・浜頓別町
キャンプ場のスタッフの方に、近くの鮮魚店が安くて美味しいと教えてもらいやって来ました。
キャンプ飯はホッケを決定!
紋別で食べた揚げたての蒲鉾もおいしかった!
キャンプ場に到着!
この日は移動がメインで写真が全然ない笑。
▼最北端まで後少し!クッチャロ湖畔キャンプ場の詳細はこちら
22日目 稚内・美深
22日目にしてついに!
ついに!やって来ました!
日本最北端の地!!!
宗谷岬!
ここは、この旅でひとつのゴール地点としていた場所。
天気はというとあいにくの曇り空。
雲が流れるのを待ち、
一瞬の青空を狙ってパシャり。
少しでも青空が写ってよかった!!
最北端の郵便局から家族に手紙を送ってみたりもしました。
絶景ドライブを楽しみにしていたけど無念の曇り空。
とりあえず、稚内の中心地へ〜。
古代ローマを思わせるデザインの北防波堤ドーム。
稚内から樺太へと渡る人々で賑わっていた当時のシンボル的な存在。
天気がよければ海沿いを走りながら南下する予定だったけど、
どうもしばらく天気が悪いって事で進路変更!
考えた結果。
数年前に訪れた懐かしの地。
美深で宿をとってのんびりしようというプランになりました。
途中に立ち寄りした幌延町のトナカイ牧場。
お久しぶりの美深に到着!そして温泉でさっぱり!
この日は美深の道の駅で一泊!
23〜24日目 美深
井上食堂の6Lソフトクリーム!
すごい量で途中から辛かった‥笑。
適量って大切ですね。
そしてチェックインに合わせるように宿を訪問!
この日のテーマは宿でひたすらにのんびり過ごすこと!
泊まったお宿がファームイントントさん。
牧場を経営しながらお宿も営業しています。
羊牧場も見学させてもらいました。
羊たちがいっぱい!
寝袋以外で寝れる!
晩ごはんは激ウマなジンギスカン!!!
デザートは珍しい羊乳のアイスと羊三昧!
出費は大きいけど、久しぶりにのんびりと過ごさせて頂き体力も回復だぁ!!
(この旅で唯一宿泊施設を利用したのがこちら)
25日目 旭川
旭川では、これまた数年ぶりの旭山動物園!
そして旭川の花火大会!
夏を感じましたーー!
▼旭川市ではこちらのキャンプ場を利用しました
26日目 北竜町
北竜町のひまわり畑!
この旅では満開のタイミングを狙って北竜町を訪れる事が出来ました♪
青空の下で夏っぽい写真をたくさん撮影する事ができ大満足!
ただめちゃ暑な1日でヘトヘト笑。
そこからは南へ向けて大移動!
ニセコエリアにあるキャンプ場でこの日は一泊。
▼ニセコエリア!倶知安でキャンプ!詳細はこちらから!
27〜28日目 洞爺湖
映画「しあわせのパン」を観て以来ずっと来たかった洞爺湖。
そんな洞爺湖では2泊3日を湖畔のキャンプ場で過ごす事が出来ました。
この場所で暮らしたいな〜。
そう思えた場所。
そして、この旅もいよいよ終わりが近づいて来た気がしました。
▼洞爺湖の絶景とキャンプ
▼洞爺湖が舞台の大好きな映画!ロケ地をまわって来ました
▼洞爺湖でお試し暮らしを利用して実際に暮らしてみた記事はこちらから
29〜30日目 せたな・北斗市
洞爺湖の次に訪れた、せたな町。
ここを知ったのも「そらのレストラン」という映画がきっかけです。
映画に出てきた風景を巡ってせたなの自然を満喫!
洞爺湖もそうだったけど、映画との出会いで素敵な景色と出会う事が出来ました。
▼賞味期限が1時間の岩シュー!シュークリームが苦手な妻もうまいと言ってました♪
▼せたなは山奥のキャンプ場で一泊!(アブがめっちゃいた)
せたな町から厚沢部町を経由し北斗市へ!
このキャンプ場でのキャンプがこの旅ラストキャンプになりました。
▼詳細はこちら
31〜34日目 函館
ついに旅の最中地点!
函館に到着!
函館を去った後に知った事実ですが、
「やはた坂」だと思っていたら「はちまん坂」でした。
函館山からの夜景、そしてそのまま車中泊して翌朝には雲海と朝焼けを見る事が出来ました。
夜景は少し霧ががっていたせいか、「あれ?言うほどでも」て感じだったけど、
この朝の光景はすごかった!
朝市で食べたイカ!めちゃ人気店で行列だった!
函館といえばの塩ラーメンも!
函館の思い出で欠かせないないグルメ!
特にラッキーピエロとハセストのやきとり弁当は最高でした!
これを食べにまた行きたいって思えるくらい笑。
水曜どうでしょうで有名なコーヒールームきくちでソフトクリームも♪
これにて北海道旅も終了!
最終地点の函館ではのんびり過ごし絶景もグルメも大満喫♪
まとめ
いかがでしたか?
旅して改めて思ったのは北海道は見どころがいっぱい!
だからこそ自由に好きなところへ行ける自家用車での旅は相性バツグンだと思います!
北海道は観光地は入場料がかからない絶景ばかりで、キャンプ場も無料のところが多いのでお財布に優しいとも感じました。
ただとにかく広いので移動距離がすごいです。
ガソリン代は覚悟して下さい笑。
この記事が北海道への旅を考えている人の少しでも参考になったり、
この記事を読んで北海道へ行ってみたい!そう思ってもらえたら嬉しい限りです^ ^
▼北海道一周で実際にかかったお金や節約方法はこちらから
▼北海道旅で実際に利用したキャンプ場もまとめてます
▼北海道の無料で行けるフォトスポットをまとめました