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北海道で暮らしてみた!洞爺湖が見える移住体験住宅での40日間

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「違う土地での暮らしを体験してみたい!」
そんな思いを持っている方も多いのではないでしょうか?

私たちもそんな思いから昨年は石垣島と北海道でプチ移住をして過ごしました。
そのなかで北海道の洞爺湖はずっと行ってみたい場所であり、実際に行ってみると思っていた通りの素敵な場所でした。


この景色を見ながら、この土地でしばらく暮らしてみたいな~と思い調べてみたところ。
洞爺湖町が行っている「ちょっと暮らし」というプログラムを見つけ、それを利用させて頂き洞爺湖町で40日間の移住体験をする事が出来ました。


今回はその体験から感じた事をお伝えしたいと思います^ ^

洞爺湖町ってどんなところ?

北海道の南部に位置する洞爺湖町は湖と山と海に囲まれた自然豊かな町です。
温泉街としても有名で多くの観光客が絶えない人気エリア。
札幌や函館からも車で2時間ほどでアクセスも出来る立地の良さも魅力の一つです。
またこのエリアの雄大な自然は2009年に国内初のジオパーク「洞爺湖有珠山ジオパーク」として認定もされました。

▼大泉洋主演「しあわせのパン」のロケ地になっている洞爺湖の魅力を語った記事は下記からチェック!

北海道に短期移住できる「ちょっと暮らし」って?

市町村が用意する家具・家電付きの住宅や長期滞在用施設を利用して生活体験ができる制度です。
市町村側は体験者がその土地を気に入って移住してくれたら人口増加にも繋がり、体験者側も1度暮らしてみることで移住後の暮らしのイメージを描く事が出来ます。

洞爺湖町「ちょっと暮らし」詳細情報

利用条件は?


•移住に興味を持っている人
•北海道外に住所があり2名以上での利用が可能な方。

利用可能期間は?


•1週間以上3カ月以内

施設


木造平家建て(3LDK)

(1棟2戸建てで隣に人が住んでいるとホームページでは記載されていましたが、私たちが利用していた期間中は隣には誰も住んでいませんでした)

使用料金は?


月額54000円

また冬季(11月~4月)には暖房料金が月額15000円が別途かかります。
使用料、暖房料共に日割り計算されます。

その他の光熱費などは一切かかりません。

設備


テレビ、冷蔵庫、全自動洗濯機、掃除機、電子レンジ、オーブントースター、炊飯器、電気ケトル、コーヒーメーカー、ホットプレート、ドライヤー、アイロン、アイロン台、石油ファンヒーター、チェスト、シングルベッド2台、調理器具、食器類

基本的に最低限の家具家電は用意されています。

申し込み方法


「利用可能期間・募集要項」を確認の上、郵送にて申請書を提出。

詳しくは洞爺湖町のホームページでご確認下さい。
http://www.town.toyako.hokkaido.jp/settle/toyakodetyokottokurashi_taiken/

室内の写真

リビング
キッチン
寝室
和室
洋室
脱衣所
浴室
トイレ
玄関

実際に利用してみて

私たちは2019年の10月~11月にかけての40日間、洞爺湖町での「ちょっと暮らし」を利用しました。

40日間の利用料金は?

40日間分の利用料(光熱費などすべて含む)と
冬季のみ発生する暖房利用料金11月分を合わせて、
利用料金は80000円でした

全国にある、この様な移住体験住宅の中では金額的には決して安いとは言えませんが、設備や立地を考えると高すぎる事もないと感じました。

用意したもの

寝具類
寝具は押入れにあるのですが利用禁止のため、私たちは敷きパッドと毛布と枕を持参し、
さらに寝袋を利用して就寝していましたが、本格的な冬のシーズンにはしっかりした布団
が必要かと思います笑。

日常消耗品(洗剤、洗面用具、調味料など)
私たちが利用する時には前回住んでいた方が置いていった洗剤が置かれていました。
ちなみに私たちも置いていったのでタイミングによっては購入の必要がないものも
あるかもしれません。

タオル

ハンガー

ゴミ袋、トイレットペーパーは町が用意してくれている備え付けのものがありましたので購入の必要はなかったです。

個人的に良かったポイント


立地がいい
家から洞爺湖が見える好立地です。
また毎年4月〜10月にかけて毎日打ち上がるロングラン花火大会の花火も遠いですが寝室
から見る事が出来ました。

家具家電が揃っているので身軽に移住体験が出来る

Wi-Fiがある
Wi-Fiスピードもストレスを感じる事なく利用出来ました。

冷蔵庫が大きい
1人暮らしで利用する様な小さめの冷蔵庫ではなくて家族で使う様な冷蔵庫だったので、
食材がたくさん入り助かりました。

家の目の前に駐車場
雨の日や買い物で荷物が多い日でも駐車場が家の目の前なので助かりました。

個人的に少し気になったポイント


寝具類を用意しなければいけない
シングルベットが2台用意されているのですが、押し入れに入っている寝具類は使用不可で
した。
なので自宅から持参するか、現地で購入するかになると思います。
冬場などの特に寒い時期に利用する際は余計にこの点は大変だと感じました。

冬場は暖房代がかかる
暖房代が高い北海道なので仕方ないのですが、冬場は別途暖房代金が定額請求されます。

カメムシが多い
私たちの利用していた期間はどこからともなくカメムシが室内に侵入して来ました。

洗濯スペースが微妙
外に物干しが置いてあったのですが、草がボーボーだったり虫が多くてほとんど部屋干しを
していました。
室内にはつっぱり棒もあったのですがあまり干す事が出来ず色々と工夫して洗濯物を干して
いました。洗濯物の量が多いと大変だと思います。

徒歩圏内にスーパーやコンビニがない
基本的には車がないと買い物は難しいです。
近隣のスーパーまでは車で10分ほど、コンビニまでは5分ほどです。

その他

・役場の方と会ったのは初日と最終日のみでした。
・特に町内イベントへの参加はありませんでした。

・施設がひとつなので利用者は先着順になります。
希望の時期を利用するためには早めの予約が必要です
・最低利用期間が1週間なのでそれ以上の利用が必要
・ペット不可

好きな場所で暮らしてみよう

いかがでしたか?
なんとなくでも暮らしのイメージがついたら嬉しいです。

私たち夫婦はご縁があり近くの農家さんで働かせてもらいながら、好きになった風景があるこの洞爺湖町で暮らす事が出来ました。
その時間は私たちにとってかけがえのないものとなりました。

この様な移住体験住宅ってその名の通り移住を前提に使うという考えが一般的にあると思うのですが、個人的にはもっと気軽な気持ちでこの様な施設を利用してみるのもいいと思います。
例えば気に入った土地に観光とは違った視点で過ごしてみるためのひとつの手段としてだったり。
そうして暮らしてみる事で今後もずっと暮らしていきたい大切な場所になるかもしれません。

まずは1度暮らすという体験をする事が今後の暮らしや今の暮らしを考える、いいきっかけになると思いました^ ^

▼石垣島でのプチ移住記事はこちら