私たちはニュージーランドでのワーキングホリデー中にブルーベリーファームで働かせて頂きました。
今回はその仕事内容がどのような様子なのかを少しでもお伝え出来たらと思います^ ^
目次
ブルーベリーファームの仕事内容とは?
ピッキングって
とにかくブルーベリーを採って採って採りまくる作業です。
一番労働時間が長くメインになるのがピッキング。
採ったブルーベリーを腰につけたバケツに入れて貯まったらバケツを変えての繰り返し。
とにかく!いかに多くブルーベリーを収穫出来るかが全てで歩合の時給にも影響します。
つまみ食いも出来ますよ〜♪もぎたてはとっても美味しいです!
ひたすら外での作業になるので体力仕事ですが、そんなに動き回ったり重いものも持つことがないので男女関係なく頑張れば頑張った分だけ稼ぐ事ができます。
グレーディングって?
その日収穫したブルーベリーを目で見て手で選別する作業です。
ここで傷のついたブルーベリーや茎を取り除いていったり色が未熟なブルーベリーを冷凍用に分けたりもします。
機械では出来ない大切な作業になります。
パッキングって?
ブルーベリーを専用のパックに入れ、それを出荷用の箱にひたすら詰めていきます。
ブルーベリーをパックに入れるのは機械が入れてくれるので、その後の箱詰めするのが人の作業になります。微妙にグラム数が多いものや少ないものも中には混じっているのでそのチェックも合わせて行います。
全て手作業で行う事も
基本は輸出用の商品は機械を通してパッキングを行うのですが、ローカル用などたまに機械を使わず全て手作業で行う事もありました。
ブルーベリーファームの1日のスケジュールや休日について
とある1日のスケジュールはこんな感じです。
- 8:30〜12:30 ピッキング
- 12:30〜13:00 ランチタイム
- 13:00〜15:30 ピッキング
- 15:30〜17:00 グレーディング&パッキング
- 17:00〜17:15 掃除
ブルーベリーが夜露で濡れていると乾くまで待つので決められた時間はなく毎朝オーナーから携帯に当日のピッキング開始時間の連絡がありました。
だいたい8時〜9時から開始する事がほとんどでした。
勤務時間は日によって違いますが8時間~9時間の日が多かったです。
忙しい時期は10時間を超える日も多々ありました。
ちなみにお昼ご飯はちょっとコンビニまでという訳にはいかないので笑。
私たちは昼食はパンを持参する事がほとんどでした。
具材を切ってタッパーに入れて持ってきてサンドイッチにしたり、ジャムやピーナッツバターを塗って食べたりと飽きない様に工夫していました。
友人はそーめんを茹でたものを持ってきたり、カレーだったり、チャーハンだったりと羨ましいラインナップだったのが印象的です笑。
職場にはレンジもあったので温める事も出来ました。
ブルーベリーファームの出勤日や休日
出勤日に関してですがブルーベリーの実り具合や天候によって大きく左右されます。
雨が降ればその日の仕事が突然休みになったり、午前中で仕事が終わる日もあれば、雨があがってから出勤になるなど臨機応変です。
特に定休日もなく天気や実り具合によって翌日は休みと仕事終わりに連絡があったり、ブルーベリーの実りが遅ければ明日から3連休と突然なったりもしました。
こちらは私たちの月別の勤務した日数と休みの日数になります。
(半日など時短出勤したものも出勤日にカウントしています。)
出勤日 | 1月15日~31日 | 2月1日~29日 | 3月1日~26日 |
休み | 6日間 | 4日間 | 5日間 |
私たちは1/15~3/26の合計72日間ブルーベリーファームで働きその間の休みは合計12日間ありました。
3月26日時点でほとんどの収穫が終わった形になり、あとは2週間後に2〜3日収穫すれば今シーズンは終了との事でした。
今シーズン(2020年1月~3月)は2月中旬から3月中旬が1番繁忙期で、最長で15連勤が2度ありました。
ニュージーランドワーホリのブルーベリーファームは稼げる?
時給と歩合について
時給は当時の最低賃金の17.7ドルでした。
(2020年4月からは最低賃金が18.9ドル)
またピッキング量により歩合で時給もアップします。
私たちのファームは1キロ3ドル計算でした。
最低時給を超えた場合はその分をプラスでもらえる様な形です。
(ピッキング以外の時間は別途最低賃金で計算されます。)
例えば6時間ピッキングをしてその日のブルーベリーの重量が42キロになったとします。
(1キロ当たり3ドル計算)
42キロ×3ドル=126ドル
126ドル÷6時間=21ドル
ということで時給換算するとこの日は21ドルになります。
この様に多く採れた日は時給はアップしますし、少ない日は最低賃金のままです。
ピッキングスピードがとにかく大切なのですが、ブルーベリーの種類や実り具合によっても収穫出来る重量が大きく変わってきます。
ちなみに私たちが働いていた時は私たちを含め6人のワーカーがいて、その内3人は時給を超える事が多く残り3人は最低時給以上を超える事がなかなか出来なかったです。
私たちは後者でした笑。
とにかく決められた時間内に多く採る人が稼ぐ事が出来ます!
ファームでの服装はこんな感じ
基本は動きやすく汚れてもいい格好ならなんでも大丈夫だと思います。
短パンは涼しく快適ですが膝をつく事も多いので気になる場合は長ズボンをおすすめします。
スポーツサンダルでも問題はないと思いますが、ほとんどみんなスニーカーなど動きやすい靴を履いていました。
日射しが強いので帽子は必須になります。
まとめ
いかがでしたか?
規模が小さいブルーベリーファームなので大きい所とは違う所もあるかと思いますが、
少しでもファームジョブのイメージが出来てもらえたら嬉しいです。
ブルーベリーファームは重いものを持つ事もほとんどなく、頑張れば頑張った分だけ時給も上がるので男女共におすすめの仕事だと思いました。
毎日のブルーベリーのつまみ食いも今では懐かしい思い出です笑。
英語が出来ない私たちでもオーナー夫妻はあたたかく迎え入れてくれ、このファームで過ごした時間や出会いは私たちにとってかけがえのないものとなりました♪
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